GICSS研修 通訳ガイド(新人)実務研修会(関西)

日時   2009年5月3日(日・祭)~6日(水)
会場   すてっぷ豊中/キャンパスプラザ京都


講 師:ランデル洋子、松岡明子、谷田悟、島田秀男 ほか  

 全国各地からの受講生を迎え、ゴールデンウィークの4日間、大阪・京都の2箇所に会場を移しながら熱気あふれる通訳ガイド実務研修が今年も無事終了いたしました。パソコンを自宅から持参し、研修DVDを少しでも早く手に入れて翌日の予習をする熱心な受講生も見られ、参加者同士でもよい刺激の交流が見受けられました。昼食時は食べる時間も惜しんで、午後からの発表に向けて各自準備に励む姿も見受けられました。
 京都奈良のバス現場実習では、講師の絶妙なタイミングでユーモアを交えてのガイディングデモにうっとり。奈良は生憎の雨となりましたが、天候の悪い時の対処の仕方も学ぶことができて恰好のケーススタディとなりました。
 最近脚光をあびている新たな観光地情報も加わり、豊富な内容が4日間に凝縮された研修でした。

通訳ガイド(新人)実務研修会(関西) アンケート

  • 4日間ありがとうございました。いちばん実感したことは、動線の確保(現場では)、英語のアウトプット力(前提として)が、必要だということです。どうしても克服できなかった自分の弱さもありますけど、やっぱり自分の適、不適を知るためにも、実践していきたいと思います。Don’t be afraid of making mistakes. ありがとうございました。(H.K)
  • ジェネラルトピックス、勉強になりました!これからも、2分間スピーチを毎日(?)練習していきたいと思います!高山がそれほど評価されているとは知りませんでした。是非外国人の方々をご案内できればと思います。今回はGICSS の皆様の情熱と信念に触れることができ、大変勉強になりました。このようなレベルに追いつくには非常に時間もかかりそうですが、少しずつ知識とノウハウをためていければと存じます。本当にありがとうございました。(M.N)
  • 午前の伊勢志摩研修に関して。伊勢には何度か行ったことがあった割には、「実際何も知らなかったんだな。」と講義を聞くことで認識できました。昨日の実地研修でも教えられましたが、「目に見えるものを説明する。その際に、実物を引き立てるような説明を心掛ける。阻害しては駄目。」というのが再認識できたのが良かったです。研修全体に関して。支払った講習料の何倍ものものが得られました。It couldn’t have been better. 来年の関東研修に参加したいと思いました。(K.S)
  • 少し自覚するところがありました。特に、広島・伊勢や、高山は新しい情報として、学習計画に有効でした。まだ自信は全くないのですが、ランデル先生の「フィロソフィーを持って」etc. というのは大変あとおしになります。ガイドは何でもペラペラ、客ヘラヘラしていていいわけではないので、どのへんのスタンスにするかの指針になりました。吉﨑先生にはクラスでついていただき、こまごましたこと(アドバイス、また、服装、ふるまい)が、よいヒントになりました。チャーミングで素敵で先生に案内してもらったVIPは幸せだなと思います。(M.Y)
  • 哲学を持って仕事をしてください、というランデル先生のお言葉に感動しました。観光客の方にとっては、私たちガイドの人間性も、日本について知るための材料の一つだと思います。これから日々精進し、お客様に楽しんでいただけるガイドになりたいです。その上で、本当によい目標になる、講師の皆様にお会いできてよかったです。3日目の現場実習のときに、全体を見ながら、非常に周りを気遣っておられ、かつ、聴く人を感動させられるガイディングをされていた先生方は、本当にすごいと思いました。今回学んだことを仕事で生かせるよう頑張ります。(M.S)
  • 平安神宮の拝殿のガイドをしようとして、お客様に背中をみせてしゃべるというポカをしてしまいました。この恥ずかしさを忘れず継続して努力しようと決心しました。今日のランデル先生のお話に感動して涙うるうるになりました。哲学を持ったガイドをめざします。これからの生き方について再考するチャンスとなりました。島田先生の大らかさに勇気づけていただいたので、「これからホントにやるぞ~!」という気持ちです。みなさま、本当にありがとうございました。松岡先生はほんとうに日本の宝という気がします!!!目標にさせて下さい。(S.M)