【大阪】
お話の3つのポイントです:①先生のこれまでのご職歴披露(旅行業界、語学サービス業界の広い範囲で長年「選ばれる人材」であられ続けた訳) ②インバウンド業者の本音調査結果発表 ③人材コーディネーターのご経験からのアドバイス。 先生は仕事上のポリシーとして、What's better? What's next? を常に追求され、その結果「進化」し続けて来られました。これは通訳ガイドに限らず、いかなる分野においてもその第一人者は同様にされると聞きます。そして、たゆまぬ努力、それは技術の向上に加え、人間力を磨くこと、即ち「場が読める人材」となる必要を強調されました。 そのためには、オーガナイザー、旅行会社、派遣会社等、協働者の立場を充分踏まえ、彼らとの良好な関係を構築し、彼らとのチームワークに長ける事の重要性を説かれました。ガイドはツアー現場で花形になり勝ちであるが、決して天狗にならず協働者にも花を持たす配慮が欠かせません。 結局は、「甘え」「驕り」を捨て、「努力」「誠意」あるのみでしょう。ランデル先生のまさ に、「渾身の」セミナーは総合的ガイド論に留まらず、真の「プロフェッショナル」を目指す全ての人向きかと思いました。熱のこもったお話は2時間の枠に収まらず、続編を予定されているとのこと、今からとても楽しみです。
<五歩一文子>
【東京】
3部構成のお話を通じて自らの在り方を熟考させられた2時間半でした。旅行会社とのやり取りに関する具体的なTipsは、仕事の場はもとより社会人として常に役立つ内容ばかりで、そのような行動の「基」となる「心」こそが、先生からの最も大切なメッセージでした。 常にご自分の信念と哲学を持ち、それを実現してこられました。柔軟で広い視野を持ち何事も自分の糧として発展し、仕事人としての付加価値を高めプロ意識を持って実践することの意義。出会いの大切さ。GICSSは、常により良いものを求め続けた先生の努力の結晶の一つです。背水の陣でマナー講師養成講座を受講した時はあまり仕事も入らなかったのに、結局その基礎がGICSSの講習に役立っていることなど、一石三鳥の生き方には一同脱帽でした。 選ばれるためには「見た目」も大切、ということも先生は体現されています。あらゆる意味で魅力的な人が望まれるのですね。私達もこのセミナーを機に自分を見つめ直し、貪欲に知識を吸収し、臆せず挑戦し、周りに与えることができる人になりたいと痛感しました。明るく、楽しく、元気良く!ATGの精神で。 <取出悦子>
アンケート抜粋
- イタリア語を専攻しており、通訳ガイドになりたいと思い昨年通訳案内士の試験を受けましたが、周りに同じ目標に向かって切磋琢磨できる同士がいないために自信が持てず常に不安にかられていました。しかし、今回の講演の中で、腹をくくり新しい事に飛び込むチャレンジ精神が本当に大切だと改めて実感し、また実際の通訳業務中の心配談や裏話なども聞かせていただきさらに通訳ガイドのモチベーションが高まりました。 (A.S)
- 今までで受講した中で一番熱く刺激になりました。創造力を要し、時には働き方が見えず不安に襲われる通訳ガイドのその働き方、人生の歩み方の具体的な好例を先生の経歴をたどって学ばせて頂きました。将来なりたい職業として子供から「通訳ガイド」と声があがる未来が来てほしい、またその為には、有資格者全体の活動率を上げ、幸せに働ける仕事として社会に認知される環境づくりが私達現役に世代に求められていると思います。
(T.S)
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