5月にオープンしたスカイツリー。今や東京観光で人気ナンバーワンスポットとなりました。
9月9日に行われたこの研修はマストと思い、参加させていただきました。
当日、最初に技術系のガイディングのポイントを教えていただきました。技術英語は難しそうだが、英語で単語さえわかれば簡単である事、同じようなことを何度かやると上手くなる事等です。
続きまして、本題のテキストに入りました。まず、東京タワーの概略とスカイツリーの詳細について、最初は英語で、途中から英語を交えながら日本語で説明していただきました。テキストに掲載された図は、なんと先生の手書きです。巻末の建築土木の英単語帳と共に非常にありがたく、ヘルプフルなものでした。
内容は、①スカイツリーの形について、断面、そり、むくりなど、②スカイツリーの色、③耐震構造にするための地下工事の工夫、④タワークレーンを高所まで上げる方法、またその解体方法、⑤施工時の狭いスペースの有効利用など盛り沢山でした。
次に、他の建築土木関係、つまり橋やトンネルなどについても、板書での図示と説明をいただきました。
最後に、二名の方のガイドデモ発表とQ&Aが行われましたが、その時の先生のコメント、ご回答は非常に有益なものでした。
谷田先生、運営に携われたスタッフの皆様、充実した研修を本当にありがとうございました。
<伊良原美登里>
公式ブログもご覧ください ⇒ GICSSブログ
アンケート抜粋
- 建築技術についてもっと勉強してみたいと思いました。建築技術にはたくさんうんちくがあり、人の興味をそそると感じました。特にスカイツリーの建築工法は聞いていて楽しく感じられ、よい刺激になりました。(K.T.)
- 技術大国日本をご紹介する上で建築技術の素晴らしさは最も良い一例になると思います。その意味で関心を持たれる海外のお客様は多く、自分でもしっかり勉強してご説明できるようになりたいと考えておりました。今回のサミー塾の講義は期待通りレベルの高い内容で消化するには時間がかかりますが、しっかりもう一度見直し、自分のものにしたいと
思います。(T.M.)
- 期待通りの素晴らしい内容の講義で、遠方から来た甲斐がありました。ジャッキやコンクリートのことなど、何となくわかっているつもりになっていたことも詳しく教えていただきありがとうございました。テキストのグローサリーは感激です。(Y.K.)
|