2013年7月28日(日)、「夏の関東新人歓迎懇親会」が東京飯田橋の小石川後楽園で開催されました。今年は新人ガイドの皆様をはじめ、延べ31名の方々が参加して下さいました。中には関西から駆けつけて下さった方もいらっしゃいました。懇親会ではMC(Member's Communication)担当の熱田さん、打木さんによるテンポ良い司会進行にあわせ、和気あいあいとした雰囲気のなか、皆で楽しく親睦を深めることができました。
午前中は庭園内を散策しました。数日前まではにわか雨が降るあいにくの空模様が続いていましたが懇親会当日はみごとな晴天に恵まれ、夏らしい深い緑につつまれた庭園の静寂な景色を存分に堪能することができました。ボランティアガイドによる詳しい解説をお聴きして遠く江戸時代に思いを馳せ、しばし都心にいることを忘れさせてくれました。
午後からの懇親会では10名の新会員をお迎えしました。お食事をとりながら一人ひとりが自己紹介をしてまわり、新会員の皆様ともさまざまな話題で盛り上がりました。そして、今回の懇親会の目玉、「世界遺産豆知識講座」がはじまりました。担当はGICSS会員の大塚和子さんです。今年、富士山が世界遺産に登録され、多くの方が改めて世界遺産に関心を寄せました。そうした中での今回の講座はまさに世界遺産を深く知る大変良いきっかけとなりました。参加者一人ひとりに大塚さん自ら作成して下さった資料が手渡され、大塚さんのわかりやすい丁寧な説明に参加者一同、熱心に耳を傾けていました。20分間という短い時間ではありましたが、今後の通訳ガイド業務にも役立つトピックスをまた一つ増やすことができました。
続いて、MC担当の打木さんとGICSS会員の呂明峰さんによる「折り紙ミニ講座」が開催されました。みなさん童心に帰った様に折り紙に夢中でした。今話題の富士山も作ってみました。折り紙はツアー中のバスやちょっとした時間を使ってお客様を楽しませることができる心強いアイテムです。このように、懇親会でも実践に役立つさまざまな技を学べるのはまさにGICSSならではと感心しました。
今年もとても楽しい有意義な懇親会となりました。新人の皆様にとりましても、会員の方々からいろいろなお話を聴ける大変良い機会となりました。このような素晴らしい企画を実現して下さったMC担当の熱田さん、打木さんをはじめ、素晴らしいプレゼンを披露して下さった会員の大塚さん、呂さん、そしてランデル先生、松岡先生、事務局の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。
<記事:城戸弘明>
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