２０１３年１２月１５日（日）、「現場C.C.まち歩き下見実習～東山～」が京都・東山で開催されました。ナビゲーターはGICSS会員の下瀬真理さんです。総勢２０名の参加者とナビゲーター、スタッフ合わせて２２名でじっくりと下見をしました。

この日は曇り気味で少々寒かったものの、それぞれの観光地を巡るうちに皆さんの熱気をだんだんと感じるようになりました。コースは銀閣寺から始まり、哲学の道、永観堂、南禅寺へと続くとても長閑な道でした。実習は下瀬さんのガイドデモを聴きながら進められました。普段からなじみのある風景なのに京都の歴史を織り交ぜての説明を受けるとなんだかとても新鮮に感じられました。

GICSSは参加型研修が魅力のひとつです。今回も数名の有志の方がご自身のガイディングを披露しました。各観光地で２名ずつ、持ち時間３分という短い時間の中でできる限りの工夫を凝らし京都の魅力をアピールしました。他の人のガイディングを聴くのは本当に勉強になります。いつか案内するかもしれない時に備えてイメージトレーニングもしっかりできたと思います。

このC.C.には東京や名古屋といった遠方からの参加者もいらっしゃいました。最近は東京、京都、大阪といった数都市を巡るツアーが組まれることも多く、通訳ガイドにとって京都案内は避けては通れません。でも、今回の研修に参加して少しずつ自信が湧いてきました。ナビゲーターをして下さった下瀬さんは皆さんが楽しく研修を受けられるよう企画段階からコーディネイトもして下さいました。最後にこの研修をとりまとめ支えてくださったランデル先生、松岡先生、事務局の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。 公式ブログもご覧ください ⇒　GICSSブログ