2016年12月11日(日)、「通訳ガイドのための『能』研修」が東京・中野の梅若能楽学院会館 能楽堂で開催されました。講師はシテ方観世流 怜以野陽子氏、太鼓方金春流 大川典良氏です。能は敷居が高く難しいものというイメージが先行しなかなか馴染めない方も多くいらっしゃいましたが、実際に面をつけて舞台をすり足で歩いたり太鼓をたたいたりすることでひとつひとつの所作に多くの意味があることに気づかされました。実体験を交えながら能の基礎知識を体系的に学ぶことができました。「敷居は低いが奥が深いのが能である」と講師の大川さんがおっしゃっていたのが特に印象に残りました。ガイディングの糸口がつかめたような感じがしました。
このような素晴らしい企画を実現して下さった講師の皆様、事前の準備や当日の時間調整等をして下さった事務局の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。
<記事:城戸弘明>
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