「GICSS無料ガイドデー」が2018年2月3日(土)、4日(日)に東京の明治神宮で、7日(水)、8日(木)に浅草寺で、18日(日)京都の三十三間堂でそれぞれ開催されました。本年も昨年に引き続きGICSS主催スペシャルイベントとなりました。全国から多彩な顔ぶれが揃いました。会場では参加者一人ひとりが「Free
Guide Service GICSS」と書かれた黄色いタスキをかけ、プロの通訳案内士として多くのお客様に積極的にガイドサービスを提供することができました。
浅草寺では福田誠さんが、明治神宮では甲佐美由樹さんが、三十三間堂では福井ミッキーさんがナビゲーター役を務めて下さいました。多くの参加者にとっては今回がはじめてのガイディングでした。そのため、開始前のデモガイディングがとても参考になりました。お客様へのお声のかけ方、話すスピードや内容、そして表情に至るまでしっかり観察して、事前に自分がどうお客様をご案内をするのかをイメージトレーニングしました。おかげさまでこの後実際に自分でご案内するときには、しっかりと自信をもってチャレンジできました。そして、予想外の質問に戸惑いながらもお客様と一緒に楽しい時間を共有することができました。また、今後に繋がる課題点にも気づくことができました。参加者は一日に何度もご案内でき、回数を重ねるごとに自分なりの視点・スタイルを持てるようになりました。
お客様からはとても好評でした。丁寧な説明、わかりやすい解説に加え、フレンドリーな雰囲気も好印象となりました。GICSSスタッフの方が作成した黄色いタスキがとても目立ち、ランデル先生、松岡先生がデザインした赤い旗も集客にとても役立ちました。京都・三十三間堂ではミッキー先生はじめGICSSスタッフの方々が何度も打ち合わせを重ね周到な準備をして下さった結果、お寺の方々も積極的に協力して下さり、対応もすばらしいものでした。ガイディングにも集中でき、仏像に感激して下さったお客様の姿を拝見したときは思わず、ご案内できて本当に良かったと心から思えました。また、東京・明治神宮では結婚式の様子をご案内することができました。Wedding Processionを見て、どうしてあんなに静かなのか、思いがけない質問に驚きつつも文化の違いを楽しむことができました。
「現場とお客様がガイドを育てる」そんな言葉がふさわしい今回の無料ガイドデーでした。ぜひ今後も継続していきたい企画です。 今回このような素晴らしい企画を実現して下さったをランデル先生、松岡先生はじめナビゲーターの福井ミッキーさん、福田誠さん、甲佐美由樹さん、現場担当の皆様、GICSS研修スタッフ、事務局の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。
<記事:城戸弘明>
公式ブログもご覧ください ⇒ GICSSブログ
|