2019年5月1日(水)、バーチャル研修「東京をガイドしよう@大阪」が大阪梅田の大阪市立生涯学習センターで開催されました。講師は『通訳ガイドがナビする東京歩き』の著者でもある松岡明子先生です。新人からベテランガイドまでたくさんの方々に参加していただきました。うち数名が終盤、参加者全員の前でガイディングにチャレンジしました。
はじめは、新宿副都心~明治神宮界隈です。参加者は教室前面のスクリーンに映し出される綺麗な景色を眺めながら、自分がバスに乗ってガイディングする姿をイメージすることができました。そして、自分なりに都内の距離感も確かめていきました。どのあたりでどんな説明をすればよいのか、ポイントがはっきりとつかめました。加えて、詳しくまとめられたテキストとパワーポイントのおかげでさらに理解が深まりました。映像は松岡先生自らガイディングスポットを運転してまわり、その際に車載カメラで撮影されたものです。先生の日本語による説明と英語のガイディングデモのあとに、数名の方が実際にマイクを持ちスクリーンの前でガイディングを披露しました。マイクで話す機会のなかった方々もペアを組み、お互いのガイディングを聴くことができました。まさにGICSSならではの全員参加型研修です。ほど良い緊張感もあり、とても臨場感のある実践的な研修となりました。
この研修では東京の車窓をバーチャル体験でき、先生や参加者のガイディングもたっぷり聴けて大変有意義な時間を皆さんと共有できました。さらにはGICSSの他の研修等で勉強したこと、今まで実際に現場で体験してきたことを改めて見つめ直す良い機会にもなりました。このような素晴らしい企画を実現して下さった講師の松岡先生はじめGICSS研修スタッフ、事務局の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。
<記事:城戸弘明>
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