異文化間コミュニケーション・スキル研修


訪日外国人に日本の多様な文化を説明し、正しく理解していただくためには、異文化あるいは多文化間のコミュニケーションの基本的理解と技術が不可欠です。日本的価値観のみに基づいたあやふやなガイドをすることは、大きな国際的誤解を生む可能性もあり、ひいては日本の対外的イメージを左右することにもなりかねません。通訳案内士の社会的使命でもある異文化間の橋渡し役としての資質や能力を高め、高い評価を得ることは、雇用の場を広げる重要な要素と考えられます。よって、本研修では2日間でコミュニケーョンにかかわる基本的スキル、異文化の理解、国際マナーや実際の接遇時への応用、トラブル時の解決法他のケーススタディなどを具体的な場面設定をふんだんに取り入れ、実際に役立つよう分かり易く学ぶ機会を提供します。受講生の通訳案内士としての自覚を高め、知識を深めて対応技術力の向上を目標とした東京及び大阪地区にて各2日間の研修コースです。

(2日間研修 東京12/5-6、・大阪1/16-17とも同じプログラムです)

・講師:ランデル洋子他 GICSS公認講師スケジュール

【第1日目】 オリエンテーション
  異文化コミュニケーションの基本
    ---なぜそのスキルが必要とされているのか?
  言語コミュニケーションメカニズム講義
    ---コミュニケションの成り立ち方を見直します
  参加型-異文化体験実習
    ---実体験から学びましょう
  外国語コミュニケーションの注意点
    ---通訳ガイド現場での応用例もご紹介する実習
  非言語コミュニケーション基本講義
感じ方野差異、感覚と価値観の差異
    ---通訳ガイド業務での応用が効果的になるために
  世界が嫌がる日本人のこの部分/裏目に出る日本人の言動具体例
    ---習慣の違いと業務現場での応用
  グループディスカッション形式
【第2日目】 国際接遇マナーの基本講義・実習
    ---握手の正しいしかたは?こんな時どうする…?
  心得ておくと様々な国際業務シーンで安心です
  異なる意見の扱い方(対応と解決策)
    ---困った時にもどる基本の姿勢とは?
  実施の現場での応用実習
---効果的な異論のしかた、反論の述べ方
  通訳ガイド・トラブル解決デモ実習
    ---ケーススタディ検討と発表指導
  異文化コミュニケーションスキルのまとめ

【大阪会場】
TKP大阪梅田ビジネスセンター 
 〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島5-4-21
 TKPゲートタワービル