日本伝統芸能を通訳ガイドする研修 (京都 2/13 1日研修)


日本の各地を訪れる際、文化の豊かさの象徴として伝統芸能舞台の鑑賞を旅程に組み入れることにより、長い歴史の中で培われた日本の伝統文化を実際に肌で感じることは日本観光の魅力を増すことになります。本研修では能楽、狂言、書道の専門家を招き、本番と同様の意匠の舞台を研修会場として、知識や情報に乏しい訪日外国人に対して、歴史的背景、実際の芸術を鑑賞するポイントなどの講義を受けます。参考書やビデオを見ての学習ではない、日本が世界に誇れる演者による本物の芸術に触れ、講義を受けるという機会は極めて貴重です。本研修では、あやふやに日本伝統芸能を理解したままで誤解をまねく説明をすることのないように、真の専門家ご自身からの体験指導も含まれた内容を提供し、西洋の伝統文化との相違点や共通点、誤解を招きかねないマナーの注意点なども含め、通訳ガイドとして正しく興味深く説明するスキルもあわせて学びます。正しく興味深い日本の伝統文化を紹介するための知識を得て、高い評価を受け、雇用機会の向上を目指すための研修です。
      
・実施日時:2010年2月13日(土)
・ 開催場所:京都市内・庵舞台
・ 総合講師:Bodhi Fishman, あるいはNemo Grassman(9:30~17:00)
・ 専門講師 
  *能楽:宇高竜成(金剛流シテ方師範)、宇高徳成(同左)ほか3名
  *狂言:茂山七五三(大蔵流狂言師、重要無形文化財指定保持者)、弟子5名
  *書道:澤田剛城(平安書道会理事)、守屋實智子(同師範)     

スケジュール

    9:30~12:00 能楽の概要の説明講義
    13:00~15:00 狂言の概要の説明講義
    15:00~16:00 書道の概要の説明講義
    16:00~17:00 日本伝統芸能の全体講義