第1回 GICSSシニア会 in 銀座


GICSSの中で、今後一層の増加が予想される中高年のセグメントの方々に一度お目にかかって昼食を楽しみましょう!
というGICSS理事の不破達雄氏のお声掛けによって、総勢18名が一同に会した第1回GICSSシニア会のレポートを報告いたします。

 
皆様に昼食会をお呼びかけした不破が進行を預かり、まず松岡先生のシニア会への祝辞と事務局に新たに参加した高橋ご夫妻の紹介に始まり、ついで、会の長老のお一人である藤田さんのGICSSの思い出と乾杯の音頭とは、長年のガイド経験の蓄積とGICSSの発展への期待の心情があふれたものでした。

 

 

 
しばし歓談の後には、GICSS研修会で恒例の各自2分間の自己紹介がいつもどおり行われましたが、日頃の厳しい特訓のせいか、GICSSの方々は皆さんそろって2分間で自己紹介とPRESENTATIONを行うのが実にうまいと思いました。 特に経験の豊富なシニア会員たちですから、 松岡先生の厳しいタイマーの鳴る合間に見事に達意の自己表現をされていました。
自由発言と討議では、皆さん自由に発言され、ある方はGICSSにシニアの人生経験と社会貢献の意欲に答えるプログラムを求められ、ある方はガイド資格者も社会のニーズに十分答える機会が与えられていないのではないかとの真剣な問題提起をされた一方、長老の丹野さんからは、諄々としてガイド業者が業界・官僚たちと戦ってきた歴史を披露されるなど、一回の昼食会ではとても尽くしきれない議論が続きました。

 

 

 
本日はゲスト格で出席されたランデル先生と松岡先生からは、シニア会員の意欲に答えて、先生方の現在の取り組み状況のご披露があり、社会的なニーズもあり、ビジネスチャンスも出来つつ ある状況が力強く説明されました。
    
中締めのご挨拶では、丹野さんがGICSSには他団体にないような新しい展開の可能性が大いにある、とご経験に基づくうれしいエールを贈られました。

会場となったのは、歴史のある重厚な銀座三笠会館の個室で、中国の特一級厨師の資格を持つシェフの自然の味重視の揚州料理の品々と紹興酒で、品位のある落ち着いた雰囲気が横溢しました。 
  
NPO法人のGICSSはまだ一年未満の歴史ですが、NPOの事務局長を勤め上げてこられた高橋さんのGICSS事務局への参画により、組織および事務能力が強化され、大いに発展が期待されることを皆さんに実感頂けたと考えます。組織と企画の両面で、すでにシニア会は次の会合とPROJECTを目指して走り出したといえる状況です。次回はさらに多くのシニア会員の参加を期待して、準備を進めたいと考えています。