平成11年秋、GICSS研究会は、現役の通訳や通訳ガイドを中心にして通訳ガイドやコミュニケーション等の技術を研鑽し、自らの意識を向上させることができるよう、研究および指導を行うことを目指した任意団体として設立されました。
平成14年4月、特に通訳ガイドにあってはその品位の維持や資質の向上、ならびに業務の進歩改善を目的として、通訳案内業法第15条の規定に基づき国土交通省へガイド団体としての届出を提出いたしました。
平成25年10月現在で、会員数410名、研修受講者数は累計4,050名となりました。 さまざまな研修・研究学習会の開催、情報相互提供等の地道な活動を続けてきましたが、GICSS
の参加型研修の内容や質の高さは業界で評価され、国際観光業界その他当会の趣旨や活動に賛同する多くの方々の支持を得ています。
組織強化は時代の要請
グローバライゼーションが急速に進む中、日本政府は観光立国を標榜し、訪日外国人数の増加政策を推進中です。通訳ガイド業界に対しても変革への施策立案を急速に進めつつあります。
このような時期に同業界の他組織と協力関係を保ち、広く社会に対して意見を述べたり活動を展開していくためには従来の「任意団体」と言う形態では不十分です。GICSSは法人格を持つことが会員全体の便宜や活動の強化・拡大を図るためにも、官公庁・業界との連携を保って行くためにも、必要不可欠な条件となってきたとの認識を深めました。
以上の観点から、GICSSでは昨年後半よりNPO委員会を立ち上げ、NPO化による基盤強化の研究と諸準備を進めてまいりました結果、本年6月25日、東京都にNPO法人設立認証の申請を行いました。
東京都の審査を経て、2005年10月17日認証され、NPO法人登記を完了!
東京都による審査を経て、平成17年10月17日東京都都知事より認証を受け、NPO法人登記を完了いたしました。今後は新生GICSSとして新たな歩みを進めて参ります。今後もますますのご支援を御願い申し上げます。 |