GICSSとは
GICSS研究会誕生まで
滔々と流れ最後は大洋へと至る大河も最初は一滴の雫から始まります。
私たちGICSSの源流も一つの出会いに遡ります。今から40年程前の京都。二人の通訳ガイドが仕事で出逢いました。ガイド歴も浅い二人の女性は、教え合い、刺激し合って成長するパートナーとなりました。
雫が大きい水滴となり、水滴が集まってせせらぎとなるように、志を同じくするガイド仲間が増え確固とした流れとなり、グループとなり川幅も拡がり、1999年に大きい流れの研究会となりました。
川の流れの途中には試練もあります。流れを堰き止める思わぬ岩や、流れを塞ぐ土砂崩れ。でも素晴らしい滝となって美しい瀑布を見せることも出来ます。
現場で奮闘するGICSSのガイドたちも様々な出来事に遭遇してきました。でもそれらの経験、ノウハウを共有し、お互いに助け合うことで、大きな流れを持つ河川へと成長出来たのです。
私たちがその過程で学んだこと。
鮨職人を始め、伝統技術の一流の職人同様に
輝くプロフェッショナル通訳ガイドも
そこに至る道には修業時代があり
先輩からの厳しい指導と研修、ガイド同士の交流による成長
そして自らの大変な努力が必ずある
私たちが大切にしたいのは第一線でお客様相手に切磋琢磨してきた現場感覚です。皆さんが通訳ガイドとしてより高い所を目指す際に、文字通り「ガイド役」としてお役に立ち、会員同士の切磋琢磨、交流の場を提供したいのです。
GICSS研修の独自性
GICSSが提供する研修プログラムは、「研修」という言葉で簡単に表現しきれない特色を有しています。この独自性こそが、GICSSを一味も二味も違うガイド団体たらしめているのです。
- 異文化情報学(通訳ガイド分野研究)博士号を取得した理事長のランデル洋子が現場で培ったノウハウと21世紀型ガイド技術研究によって集大成したユニークなプログラムを基幹としています。
- GICSSの体系化されたCross-cultural communication能力向上のプログラムは海外からのお客様とのコミュニケーションのみならず、国内であっても異なるカルチャー(企業文化や職種)バックグラウンドを持つ様々な人たちとのコミュニケーションにも適応出来るように組まれています。
- 受講者の個性を大切にした丁寧な指導で、短期間で成長を実感出来る小クラスワークショップが多く含まれています。
- 選び抜かれた講師陣による講義の中で、理論と具体的な知識をしっかりと学びます。
- 新人研修とGICSS検定では、GICSS-PA(Personal Appraisal)と名付けた通訳ガイドの個人評価システムを導入し、一流通訳案内士として必要とされるスキルやコンピテンシーを抽出し、複数スケールで項目ごとに到達度を判定し、評価を本人にフィードバックしています。将来のポテンシャルを見据えてのアドバイスも行うので、自らの成長プランを立てることが出来ます。
- GICSS-PAはさらに企業や地方自治体のお客様が、所属通訳ガイドの評価をする際にも、お客様のニーズに適応してカスタムメイド化され採用例が増えています。
- TCSPサービスの提供で、旅程管理主任資格取得のお手伝いも致します。
- GICSSに入会、研修に参加された方を対象に、様々な交流会、就業機会の紹介を致します。研修参加=就業機会の保証ではありませんが、参加者への個別カウンセリングや情報提供を通じて、その方に合った様々な通訳ガイド、通訳の仕事を得る確率を著しく高めることが可能です。
GICSSのミッション
我が国の対外情報発信力は必ずしも高いとは言えません。観光大国を目指しますます多くの海外からのお客様を迎えている今こそ、情報発信力強化の好機です。
海外からのお客様に様々なジャンルで日本への理解を深め、日本のファンになって頂く。彼らが日本での体験をグローバルに伝えれば、我が国を訪れてくれるお客様がさらに増えます。この好循環こそが、我が国の将来を支える力強い柱へとなっていく筈です。
私たちGICSSの使命は、その担い手たる志があり質の高い通訳案内士を多く育てて、現場に送り出すことです。より多くのお客様に来日して頂き、観光産業を中心に日本の更なる発展に寄与する一翼を担うことが喜びでもあります。
GICSSは皆さま一人ひとりが優秀なガイドとして育ち、充実した人生を送って行くために乗る船です。私たちは皆さまが輝く通訳ガイドになるための渡し守の役割を担いたいと思います。
概要
名称 |
NPO法人 通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会 (GICSSジックス研究会) (英文名称 : Guide Interpreting & Communication Skill Studies Association) |
本部 | 〒156-0052 東京都世田谷区経堂2-27-23 |
電話 | 03-3706-9861 / 070-5072-9861 |
設立 | 2005年10月17日 (前身の任意団体GICSS研究会は、1999年10月1日設立) |
代表 | 理事長/ランデル洋子 副理事長/松岡明子、溝口誠 |
会員数 | 440名(2024年5月1日現在) |
これまでの歩み
1999年10月 |
|
2002年 |
|
2005年 |
|
2006年 |
|
2007年 |
|
2008年 |
|
2009年 |
|
2010年 |
|
2011年 |
伊賀忍者研修後、陶芸の森にて |
2012年 |
台湾研修 |
2013年 |
|
2014年 |
|
2015年 |
|
2016年 |
|
2017年 |
新人研修 歌舞伎研修 |
2018年 |
直島研修 宮島にて |
2019年 |
通訳ガイドコンベンション-1 通訳ガイドコンベンション-2 通訳ガイドコンベンション-3 通訳ガイドコンベンション-4 大阪道頓堀Walking Tour研修 |
2020年 |
オンラインセミナー「映像制作」 オンライン専門性研修「現代建築」 オンライン地域スポット研修「島根県」 オンライン座学C.C.「和食の素晴らしさ」 |
2021年 |
第3回通訳案内研修 プレミア・ガイド育成プログラム TOKYO2020パラリンピック 日本通訳案内士団体連合会(鬼木誠衆議院議員訪問) |
2022年 |
地域スポット研修「鎌倉」 専門性研修「禅とマインドフルネス」 GICSS検定勉強会(広島) フォトスライド&トーク(ウクライナ) |
2023年 |
GOD 和食の魅力 新人歓迎懇親会 GICSS検定 シン東京 無料ガイドデー 三十三間堂 異文化コミュニケーション・スキル講師育成講座 ひろさきガイド学校校長就任 |
組織構成
賛助会員及び協力会社
GICSSの活動を支援していただいている団体を紹介します。
日本通訳案内士団体連合会について
2021年10月1日、全国・地域通訳案内士を会員とする日本各地のガイド団体(設立時7団体)が発起人となり「日本通訳案内士団体連合会(略称:通団連)」が設立され、GICSSもその意義に賛同し設立団体として参加致しました。 GICSS理事長のランデル洋子が本会の副会長に推され着任致しました。
公式SNSアカウント
2024年2月、GICSSの公式SNSアカウントを開設しました。
当団体の認知向上だけでなく、通訳ガイドという仕事についての理解促進のため、各種SNSでの情報発信を始めました。
全国・地域の通訳案内士の皆様や通訳ガイドを目指される方々にとって有益な情報を提供できるよう、努めてまいります。
お使いのSNSで以下のアカウントをぜひフォローください。
Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=61556624190223
Instagram
https://www.instagram.com/npo_gicss/
X
https://twitter.com/Npo_Gicss
LinkedIn
https://www.linkedin.com/company/gicss-npo/
GICSS NEWS
GICSSでは、年4回会報「GICSS NEWS」を発行しています。会員専用ページでは、最新号から過去のバックナンバーをご覧いただけます。
サンプル(2024年7月発行 Vol.92)の主な内容
- 第4回通訳ガイドコンベンション(後援:観光庁、通団連) 9/1に開催
- 3/1 国土交通省通達 自家用車を用いたガイド業務が可能に
- 4月スタート GICSSで取得可能な 2つの資格
- 「特別セミナー」を2月に実施!
- “気軽に参加!” オンラインC.C. Lightがスタート
- 「通訳ガイドのための異文化コミュニケーション・スキル研修」 8/8に開催
- 日光バス研修 6/13
- TOTO研修「日本のトイレ文化セミナー」 1/29
- 専門性研修「日本刀~触って実感、魅力体験と鑑賞ポイント~」 2/14
- 新人研修東京3月・4月、大阪5月
- 6/15 第8回通訳案内研修(登録研修機関研修)
- 1/14・2/7・2/21 第1回ステラ塾〜英語パフォーマンス力アップ講座〜
- 地域スポット研修「道頓堀・黒門市場」 2/18
- 通団連2024年度総会 開催のご報告
- 第19期定時総会 1/28
- 新年懇親会 関東・関西
- GICSS会員がつなぐ、リレーエッセイ
- 2024年7月~開催予定研修プログラムのご案内
- eラーニング通訳ガイドアカデミア
(画像をクリックすると該当ページが表示されます)
Google翻訳免責事項
本ウェブサイトの日本語から他の言語への翻訳は、Google翻訳を使用しています。自動翻訳は完璧ではなく、人間の翻訳者に取って代わるものではありません。
日本語から他の言語への翻訳の正確性、信頼性に関して、いかなる種類の保証も行われません。一部のコンテンツ(固有名詞、画像など)は、翻訳ソフトウェアの制限により、正確に翻訳されない場合があります。