FAQ

ガイド業界について

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Q:プロのガイドになるには全国通訳案内士試験に合格すれば大丈夫ですか?

A:技術や知識が十分あればOKです。しかし、しっかりスキルを習得した上でのプロデビューが長い目で見れば成功への鍵と言えましょう。

Q:通訳案内士として登録した後の、具体的な動き方を教えて下さい。

A:実務研修受講をお薦めします。現場業務への適性判断有無の判断をすることが出来ます。就業を目指すにはレベルの高い研修で自己研鑽を積みながら、自分をアピールする営業活動をするのが一般的です。受講後すぐでなくても自分の体制が整った時点にスタートを切っても良いのです。

GICSSについて

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Q:GICSSはボランティア団体なのですか? GICSSの活動についても教えて下さい

A:東京都から認証を受けたNPO(特定非営利活動法人)でボランティア団体ではありません。GICSSは専従の職員を配置し、質の高い研修他のイベント運営を行っています。会員や社会一般に貢献するNPOなので、会員のボランティア精神も自発的に発揮し易く、生涯活動の一環としての様々な活動も展開されています。 GICSS詳細については「GICSSとは」をご参照下さい。

Q:GICSSのガイド組織としての質はどう確保・維持されていますか?

A:GICSSは国土交通省への届出が受理された正式な通訳ガイド組織です。国土交通省からガイド・スキルアップ・プログラム策定の委員に任命され、通訳ガイド・スキルアップ研修実施団体として認められています。2018年秋より始まった東京都のスキルアップ研修にも講師派遣を行っています。
NPOは公的組織なので、法律により組織の趣旨に合う人は基本的に誰でも受入れます。一方でGICSSでは、たとえ有資格者であっても入会時には「通訳ガイドの技術や周辺技能の総合的な研鑽によって、通訳ガイドの総合的な実力と意識の向上を、品位を持って目指す」という会の考え方を伝え、入会希望者の賛同意志を理事が確認するというチェック制度を実施しています。

Q:他の通訳ガイド団体とはどこが違うのでしょうか?

A:GICSSの提供する研修プログラムやGICSS-PA制度(人材評価システム)は、一味も二味も違います。GICSSの母体は「技術研究&研修を中心とする専門組織」です。学際的に幅広い分野と視野から練り上げた新しく効果的な研修手法やアイデアを取り入れる柔軟性があります。その人材育成プロデュース力によって、秀逸な通訳ガイドを20年余に渡り業界に輩出しています。
また、理念として通訳ガイドの技術や知識経験を、より広く社会に還元するために門戸を広げ、ビジネスや国際交流に関わる方々とも共に活動したいと考えております。 つまり、通訳ガイド技術研鑽が主体ではありますが、より幅広い次元での生涯教育の学びと活躍の場を視野に入れています。

新人実務研修について

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Q:なぜ通訳ガイド実務研修(通信講座含む)の受講が必要なのでしょうか?

A:試験合格と現場知識は別物です。観光ルートの決め方、バス運転手との打ち合わせ方、団体行動の先導法、業界専門用語の知識、最低限の添乗業務知識などは現場に出る前に身につけておくことをお勧めします。プロデビューの前にこの研修でひととおりの現場ノウハウを得て下さい。

Q:多くの団体が「新人研修」を行っていますが、研修の特徴を判る範囲で教えて下さい。

A:GICSSはガイド技術の教授法や訓練手法について研究を重ねている研修のプロです。ガイドのやり方を示すだけではなく、『受講者自身がガイド出来るように訓練する』完成度の高い独自のプログラムを組み込んでいます。個人指導を含む参加型の研修で、理論と実地経験を2本柱に、教材、ツール、手法など盛り沢山な内容を効果的に提供しています。更にGICSS-PAという独自の評価システムでフィードバックを行います。

Q:ここまで手の内を教えて貰っていいんですか?

A:はい。GICSS研修において受講者の満足度が高いのは各講師が長年苦労して築きあげてきたノウハウを惜しみなく提供しつつ、各受講者の個性を重視し、 100人100様のオリジナルガイドスタイルを確立するためのサポートを目指すからです。

Q:GICSSの新人研修は座学中心ですか?

A:全体の約70%が座学(クラスルーム・レクチャー)で、座学のうち25%が実習トレーニングです。現場研修は全体の約30%ですが、現役講師のモデルガイディングだけでなく受講生の実習発表の機会もあるので、実際のガイド体験が出来る貴重なチャンスとなります。

Q:座学(クラスルーム・レクチャー)中心に新人研修を組んでいる理由を教えて下さい。

A:ガイドは常に勉強を続ける必要のある仕事です。GICSSの研修はその学習法を習得するチャンスと捉えて下さい。初めて出向く現場で説明ばかり聞いていては、景色や建造物をよく見る時間が不足します。まずは地図も配置もルートも頭に入れ、現場で何をどこで説明するのかを頭に叩き込んだ上で、実際に足を踏み入れるのがGICSSの新人研修のやり方です。外国語学習で会話に加え、文法の基礎も同時に叩き込めばより高いレベルが目指せるのと同じです。

Q:新人研修だけでガイドになれるのですか?その後はスキルアップ研修のようなものはありますか?

A:優秀なガイドであるほど、その後の研修に数多く参加しています。GICSSでは国際接遇のプロトコル、緊急医療&ガイドの心得るべき応急処置法、仏教や神道ガイドのエッセンス、日本文化の真髄ガイド、中級上級コース、異(多)文化コミュニケーションスキルほか様々な研修機会があります。

Q:GICSS研究会への入会は必要でしょうか?

A:通信講座受講に限りGICSS研究会への入会は必須です。GICSS会員は研修・交流活動を始め現場の生の声、現場情報、仕事の求人情報の情報を共有しています。会員間でやり取りされる情報はとても実践的で、皆さんがガイドとして活動される役に立ちます。現場で困ったときに先輩のアドバイスを受けたい、技術を磨きたい、生涯教育の学習仲間が欲しい……などの要望にお応え出来る組織です。入会は大きなメリットとなるでしょう。

Q:研修を受講すると仕事は紹介してもらえるのでしょうか?

A:研修に参加されGICSSに入会された方を対象にして随時行っていますが、全員が紹介を受けて就業出来るという保証があるものではありません。最近のご紹介例としては、通訳ガイド、英語エスコート、国際会議事務局スタッフ、一般通訳、各種翻訳、国際組織の秘書業務、日本語教師、外国人手配業務スタッフ、国際業務関連の研修アシスタント他があります。

Q:レクチャーは日本語で行うのですか?

A:日本語(7割)と英語(3割)で行います。英語のキーワードや分りやすい表現のご紹介も含めていきます。受講者へお渡しするテキストは、就業時に必携バイブルになる程内容の詰まったノートです。

Q:英語が専門ではないのですが……。

A:研修は英語を主体としたものですが、重要性は語学的要素よりも、旅程管理業務やガイド内容、準備の仕方等の基本的な姿勢、何より同期の仲間、各種言語を含む先輩との繋がりという人脈開拓にあります。毎年、英語以外を専門とされる受講生が全体の17~20%を占めていることからも、当研修会へのご参加をお薦めします。

Q:より詳しい説明を受けたいのですが?

A:研修のご案内ビデオをご参照下さい。

研修について

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Q:インバウンド研修というのがありますが、どういう内容のものですか?

A:通訳ガイド業務の実際は、外国語を話して解説をするガイディングとお客様の旅行を安全に予定通り進める旅程管理(添乗業務)との2つの要素から成り立ちます。切符の扱いや引率・随行には旅行会社の社員に準じた知識が必要です。特に文化の異なる外国人を扱う場合には特別な配慮事項もあり、それらをまとめてGICSSでは『インバウンド旅程管理研修』と位置付けています。

Q:英語に自信がないのですが、 (ガイドになるための)英語力アップのための研修プログラムはありますか?

A:GICSSは語学学校ではないので、接客敬意表現、必須の医療用語、障害者向けの表現注意等は研修に含まれても、語学そのものの研修プログラムは設けていません。別途、ベテラン通訳ガイドおよび業界に通じた英語ネイティブ・スピーカーによる個人&小グループレッスンが設営されています。

Q:年に何回ぐらい研修はあるのですか?

A:年に数十件開催しています。気軽に集まるオフ会や懇親会もあります。詳しい研修内容はこのホームページでご確認下さい。

Q:研修は日本語と外国語、どちらにて行われますか?

A:研修の内容によりますが、日本語7割、英語その他が3割位です。外国人講師による英語のみの研修もあります。テキストも日本語、英語(通訳ガイド新人研修では、中国語・朝鮮語の資料も使用)等にて準備しています。

入会について

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Q:入会するとどんなメリットがありますか?

A:研修や学習会に優先的に参加出来ます。メーリングリストを通じ通訳ガイドに必要な有益情報をリアルタイムで得られるので、現場に出た際も安心です。更に大きなメリットは、同じ目的や向上心のある全国の素晴らしい仲間との出会いです。積極的に関わることで良い刺激となり活動の場が広がり、自分磨きも出来るのです。

Q:入会手続きを教えて下さい。

A:ホームページの「入会申込」メニューから必要事項を入力してお手続き下さい。その際、ご入会の動機を必ずお知らせ下さい。

Q:他のガイド団体と重複して入会出来ますか?

A:はい、問題ありません。それぞれの団体のメリットを享受して下さい。

Q:英語以外の言語専門の会員はいますか?

A:もちろんいます。中国語、朝鮮語、フランス語、ドイツ語、スペイン語などです。

仕事の斡旋について

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Q:GICSSでは仕事の斡旋をしていますか?

A:GICSSの事務局或いは関連のガイド派遣会社を通じて行なっています。一人前の通訳ガイドとして飛躍する準備研修の一環としてOJT System現場研修ツアーに出て頂くチャンスもあります。 国際会議受付、旅行業界の見本市や展示会、国際イベントでの通訳や語学スタッフなど新人の「初めの一歩」を応援し、国際コミュニケーター&接客関連業務での派遣実績もあります。

Q:どのような形で、あるいは基準で斡旋して下さるのですか?

A:GICSSの新人研修を受講されて実力レベルが確認された方については、諸条件に合わせてご紹介しています。実力に合わせて業務の結果をフィードバックしながら成長を見守ってゆく方式です。実力や人柄・性格などを確認しないまま安易に仕事に結び付ける事は致しておりません。会員登録は必須です。

Q:ガイドで生計を立てるのは難しいですか?

A:個人差があり一概には言えませんが、季節性もありガイドのみでは難しい面もあります。兼業出来る職業があると継続がしやすく心強いと思います。

Q:ガイドに年齢制限はありますか?

A:年齢制限はありません。70才を超えても年間150日稼動するベテランもいます。しかし労働時間が長時間に亘る場合も多く、年齢が若くても物理的、身体的に厳しい業務もあります。

Q:現在の仕事を辞めるべきか悩んでいるのですが、かけもちは無理でしょうか。

A:現場に出ることで初めて自分がどの程度ガイドとして働けるのか判断出来ます。仕事を辞めてしまうと経済的なリスクが高いので、しばらくはかけもちで様子を見るのが無難ではないでしょうか。

退会・休会について

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Q:退会手続きを教えて下さい。

A:退会時期は、毎年基本的に期末の10月31日です。次期会員資格を更新せずに退会を希望される場合は、2ヶ月前の8月31日までに事務局に連絡し「退会届」をご提出下さい。(期限内に提出がない場合は更新とみなされ、次期の年会費をお支払い頂くことになりますのでご注意下さい)
退会ご希望の方

Q:休会手続きを教えて下さい。

A:正会員が病気療養その他のやむを得ない事由で休会を希望する場合、事務局の承認を得て、新期への更新2ヶ月前の8月31日までに所定の手続きを行うことにより、休会することが出来ます。
休会ご希望の方

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